一生に一度の買い物である一軒家。念願のマイホームにこだわりを持って家づくりしますよね。
でも家を建てた後、困るのが外構です。外構工事業者に頼むと金銭的に膨らんでしまいますし、自分で行うにも専門的な知識がない。
そんな時、インターネットなどで「なにかいい方法はないものか」と探していた所、自分で人工芝を敷いている人が多いことに気付きました。
今やホームセンターで普通に売られるようになった人工芝。
芝の長さや色、シートの構造など種類も豊富で、初心者にも比較的取り入れやすいそうで。
本当は専門の業者にお願いして、人工芝を始めとして、植木や門柱などを作ってもらいたかったのですが、金銭的に難しいところがあったので、自分で人工芝を敷いてみることに。
人工芝の上でBBQをしたり、子供と寝転がって遊んだり、サッカーやフリスビーなんかが出来たら最高ですよね。
実際に人工芝を敷く工程としては、人工芝を敷く予定の土地を一度20cm程掘り、砂利や砂を入れて、水はけを良くすると同時に地面を平たんにしていきます。その後専用のストッパーを使って人工芝を敷いていくだけ。作業自体は肉体労働でしたが、初心者でも1~2日ほどで完成出来ました。
とてもいい感じに敷くことができた人工芝。
しかし今となっては人工芝を敷いたことを後悔しています。
後悔したポイント
①雨が降るたびに地面が凸凹になってくる
雨が降ると人工芝の下層の砂や砂利が下に流れてしまい、人工芝と地面との間に隙間がうまれてしまいます。また雨降りに人工芝の上を歩くとぐちゃぐちゃで水たまりなどが出来る原因となってしまいます。
②楽しみにしていたBBQは人工芝の上では不向き
人工芝はほとんどが「ナイロン」「ポリプロピレン」「ポリエチレン」など、熱に弱い素材ばかり使われています。BBQで使った高温の炭が人工芝の上に落ちると、穴が開いて修復不可能となってしまいます。
③人工芝には発がん性物質があるという報告も
人工芝を敷いてから分かったのですが、人工芝には微量ではあるものの発がん性物質が含まれているというのです。子供と寝転がって遊ぼうとしていた夢がなくなってしまいました。
最近普及してきた人工芝。見栄えも良いし施行も比較的スムーズ。雑草が生えないで管理が楽。などメリットが多いと思われがちですが、何かと制約を受ける事も多いと思います。
人工芝を自分で施行しようと考えている方は、やり方などをしっかり勉強してから施行する。人工芝を敷いた後の生活をしっかり想像して、計画的に行う事をオススメします。