子どもと遊べる庭作りの工夫

庭があったら子どもと遊びたいと考えたことがありませんか。しかし、ただ庭があるだけでは、子どもと楽しく遊ぶことは難しいかもしれません。楽しく遊ぶためには、庭に工夫が必要なのです。では、どういった工夫ができるのでしょうか。
まず、安全で広々とした空間が必要です。庭があっても、そこに植木鉢、スコップ、自転車など、さまざまなものが置かれていると、ものが邪魔をして自由に動き回ることができません。できるだけ庭にはものを置かない、庭の端に寄せる、物置にしまうなどすると、自由にたくさん走り回れる空間を確保できます。


親からすると、子どもが常に目の届く場所にいてくれると安心できます。庭と家は一続きになっていますが、やはり姿が見えないと親としては不安になることがあるでしょう。子どもも親の姿が見えた方が安心できます。
リビングなど普段からよく過ごす場所に面するように庭を設置すると、家の中から庭の様子が見えるように、また庭から家の中の様子が見えるようになります。道路側から家の中が見えてしまうのではないかと不安なので、柵や生け垣などを作って見えないようにするとよいでしょう。柵などがあると、子どもが道路に飛び出てしまう心配も減ります。生け垣は手入れの必要がありますが、緑が増えて癒しを与えてくれることでしょう。子どもと植物を観察する楽しみもできます。


庭に砂場があると、公園に行かなくても砂遊びができます。大人が公園で子どもと一緒になって砂遊びをするのは、周囲の目があるので恥ずかしいかもしれませんが、自宅ならそのような心配がなく、子どもと一緒に思う存分砂遊びができます。
しかし、砂をそのままにしておくと、近所の猫がトイレにしてしまったり、雨水がしみてしまったりするので、砂場にフタができるようになっているとよいです。ビニールシートを風で飛ばされないようにかけておくのでもよいですが、見栄えを気にするなら業者に依頼をしてフタを作ってもらいましょう。