戸建て住宅の場合、家の外部になるエクステリアをどうするかということは、大きな課題となります。新築時からエクステリアも含めて準備するご家庭もありますし、順番に取り入れていくケースもあるでしょう。エクステリアを検討するには、先立つものが必要になるため、何も手をいれない家も少なくないようです。また最近は、庭などが殆どない建売住宅も増えており、その代わりアプローチや植栽までデザインされた状態で販売されている家も多いようです。我が家の場合はスペースに余裕があったため、家を取り囲む垣根を父が植えていきました。
隣家との境に垣根があることで、プライバシーが保ちやすいというメリットがあります。垣根に選んだ木は、一般的によく使われているツゲの木です。緑が映える点で、落ち付いた雰囲気になる点がメリットです。しかしこのツゲの木の垣根は、綺麗な状態を保つために大変手間が掛かります。最低でも年に2~3回は剪定が必要になります。放置しておくと伸び放題の状態になり、逆に家の見た目を損ねることになってしまいます。綺麗な形で剪定した後は、非常に美しい垣根なのですが・・。剪定は道具があれば、自分達でも行えます。ホームセンターなどにある剪定用の機械や手動の刈バサミを購入すれば、それでも充分です。
丁寧に形を揃えて、枝が出ている部分を整えていけばよいのです。そして刈った枝を綺麗に片づけていけば、終了です。しかしこの作業、家の周り全体を行っていくと一日仕事になるのです。年に数回とは言え、意外と負担になるものだと実感しています。枝が伸びてくると、その状態が常に気になる点も負担があるものです。職人さんに頼むとそれなりの費用が掛かりますから、自分達で行うことで節約できますが、年齢と共に肉体的に負担が大きかったり、面倒に感じたりするものだと少し後悔しています。もし忙しさや、そのような管理ができない場合には、手入れが必要ないブロックや柵などのエクステリアで検討した方がよさそうです。