DIYをするなら天然芝と人工芝のどっち?

エクステリアのDIYで芝生を設置する場合、天然芝と人工芝のどちらがいいか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。ですので今回は、芝生のDIYについてのことや、天然芝と人工芝のそれぞれのメリット・デメリットについて紹介します。

そもそも、芝生の設置はDIYでも可能なのかというと、比較的簡単にできるものだと言えます。エクステリアのDIYと一口に言ってもさまざまな種類がありますが、芝生の設置はDIYの定番の一つになっていると言えるでしょう。そして芝生には、大きく分けて天然芝と人工芝という2つのタイプがありますが、どちらのタイプもDIYが可能です。設置方法は、天然芝と人工芝では違ってくるのですが、どちらもそこまで難しい作業ではありません。

「天然芝」は、生きた植物であり、高温多湿に強い日本芝や、寒さに強い西洋芝といったものがあります。メリットとしては、「見た目が美しい」ことや、「材料費が安く済む」ことが挙げられます。天然芝は季節によって表情を変えるものなので、その変化を楽しめますし、やはり人工芝にはない美しさがあると言えるでしょう。それに、材料費が人工芝より安く済む(10分の1程度で済む)のもメリットだと言えます。ただしデメリットとしては、「手入れの手間がかかる」ことが挙げられます。芝刈りや水やり、そして除草などのメンテナンスが必要になるため、その点も十分考慮して選ぶことが必要です。

「人工芝」は、合成樹脂でできたもので、下地とパイル(葉の部分)で構成されているという特徴があります。メリットとしては、「メンテナンスがほとんど必要ない」ということが挙げられます。定期的な交換(平均で7~8年程度)は必要ですが、設置したら後は何もしなくていいというのはとても楽です。しかしデメリットとしては、「材料費が高い」ことや、「見た目が天然芝に劣る」ことが挙げられます。材料費については、確かに高くなりますが、天然芝にかかるメンテナンスの手間や費用を考えると人工芝のほうが経済的だとも言えます。