幼い子供と遊べる庭づくりのポイント

少し広い庭スペースがあるなら、樹木を植え、花壇を設けて草花を植え、好みの庭づくりを楽しむ事が出来ます。しかし逆に広い庭に統一感を持たせて庭づくりをする事は、素人にとっては意外と難しいと言えます。
そこで、広い庭スペースを有効に活用する方法として、20~30%を樹木の直植えスペースと花壇スペースとし、残りのスペースに芝生を植え、陽当りの良い空間で幼い子供と安全に遊べるスペースとするのがお勧めです。
芝生に小さな市販の滑り台やブランコを置いて、安全に遊ぶ事が出来るスペースとして利用するのです。夏には簡易プールを置いて、水遊びを楽しめるようにするのも良いでしょう。
ただし、こうした子供と遊べる芝生のスペースを作った場合には、注意すべきポイントもあります。それは子供は楽しければ楽しいほど、はしゃいで走り回ったりするものです。従って、花壇は出来るだけ庭の隅に作って、子供が倒れた時に花壇のレンガ等で頭を打ったり、ケガをしないように配慮するのが大切です。

我が家の庭は、狭いので、そんな庭にする事は到底無理だと言うお宅もあるでしょう。それでも工夫次第で幼い子供と一緒に楽しむ方法はあります。
例えば、直植えの樹木と花壇と植木鉢を並べるスペースしかなくても、ブルーベリーの木を植えたり、プランターでイチゴを育てたりして、実った果実を子供に収穫させるのです。
子供は果実の収穫は大好きです。毎年、果実の季節になれば、一緒に収穫できるのは、本当に楽しみとなるものです。
また背丈の低い品種の向日葵の種を植えさせ、そこに子供の名前を書き込んだ小さなプラカードを立てて楽しむ事も可能です。
さらに幼稚園児や小学生の1,2年生なら、DIYで作った柵等に水性ペンキを塗らせて遊ぶのも良いでしょう。
子供は砂場で遊ぶのが好きな事で分かるように、土や自然に親しむ事が本能的に好きなのです。庭には土と植物と言う小さな自然があります。これを最大限活かし、アイディアを出せば、小さな庭でも子供と一緒に楽しめる庭と出来るはずです。